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VicorがChiPパッケージ型、K = 1 / 16, 384V入力、24V出力の高電圧バスコンバータ BCMシリーズを拡張

メディアアラート

VicorがChiPパッケージ型、K = 1 / 16, 384V入力、24V出力の高電圧バスコンバータ BCMシリーズを拡張

2017年05月10日

概要 : 新しいBCM6123TD1E2663Txxは、高密度、高効率、ChiPパッケージ型のDC-DC電圧変換比固定型コンバータ・モジュールで、公称入力384 V DC入力から、SELV(Safety Extra Low Voltage)で24Vの絶縁された2次側出力を供給します。このChiP パッケージ型BCM 6123は、61mm x 23mm x 7.26mmの形状で、リード端子タイプで提供されます。

BCM6123TD1E2663Txx の追加より、Vicorの高電圧バスコンバータ・シリーズは、従来のK = 1/8(公称384-48V)、K = 1/32(公称384-12V)に加えて、K = 1/16(公称384-24V)がさらに拡張されました。:

本日発表されたもの、また既に発表されたもの:

製品型番 パッケージ[a] K-Factor
公称入力(V)
 
入力電圧範囲
(V)
公称出力範囲(V)
出力電圧範囲
(V)
 
電流
(A)
最大効率
BCM6123TD1E1368Txx 6123 ChiP 1/32 384 260 – 410 12 8.1– 12.8 68 97.4
BCM6123TD1E13A3Txx 6123 ChiP 1/32 384 260 – 410 12 8.1– 12.8 125 97.4
BCM6123TD1E2663Txx 6123 ChiP 1/16 384 260 – 410 24 16.3 – 25.6 62.5 97.4
BCM6123TD1E5117Txx 6123 ChiP 1/8 384 260 – 410 48 32.5 – 51.3 16.9 97.7
BCM6123TD1E5126Txx 6123 ChiP 1/8 384 260 – 410 48 32.5 – 51.3 25.7 97.9
BCM6123TD1E5135Txx 6123 ChiP 1/8 384 260 – 410 48 32.5 – 51.3 35 98

表1 – 緑:新たに発表された製品 / 他は既に発表済み

[a] VicorがChiPパッケージ型、K = 1 / 16, 384V入力、24V出力の高電圧バスコンバータ BCMシリーズを拡張

本高電圧バスコンバータ・ファミリは、産業機器、電気通信、照明アプリケーションをターゲットとし、384V 入力から直接、12V、24V、48V の共通バス電圧を簡単かつコスト効率よく作成します。

Vicor の特許取得済みの『サイン・アプリチュード・コンバータ・トポロジ』に基づいた、高電圧ChiPパッケージ型BCMは、最大効率98%に達し、最大2400W /in³の電力密度を実現します。

このモジュールは柔軟な並列運転によって容易に大電力化することができ、また出力を直列に接続することにより、より高い出力電圧を構成することができます。さらに、高電圧 BCMはアナログまたはデジタル信号インタフェースのいずれかの制御が可能で、動作温度範囲は-40〜100℃です。すべてのBCM 製品は双方向変換が可能であるため、この独自の機能を新しいデザインに組み込むことにより、システム機能を強化することが可能です。

さらに、高電圧 BCM は、下流のレギュレータに対して『サイン・アプリチュード・コンバータ・トポロジ』を使いACインピーダンスを低くすることで、出力のキャパシタンスを効果的に入力側へ移動し、負荷に必要なバルク容量を削減できます。本K = 1/16モデルでは、モジュールの1次側に2μFを配置することにより、24V 出力の容量500μFを置き換えることができます。

製品の詳細については、こちら:
https://www.vicorpower.com/dc-dc/isolated-fixed-ratio/hv-bus-converter-module

バイコーについて

米国マサチューセッツ州アンドーバーに本社を置く、革新的な高性能モジュール型パワー・コンポーネントの設計、製造、および販売を行う電源メーカーです。高性能コンピューティング、通信ネットワーク、産業機器、車両・輸送機器、航空防衛などをターゲット市場とし、コンセントからPoLに到るまでの効率的な電圧変換、パワー・マネージメントを実現可能にするためブリック製品から半導体中心の製品に到るまで、最適ソリューションを提供します。www.vicorpower.com

パワーコンポネントデザイン手法とは

バイコーのパワーコンポネントデザイン手法によって、電源システムの設計者は、モジュール型電源コンポーネントの設計上の課題、すなわち電源コンポーネントの予測、システムの機能や信頼性の確保、迅速な設計サイクル、そして容易なシステムの構成・再構成・拡張性を解決できます。さらに、効率、電力密度、経済性を考慮したベストの代替ソリューションも検証できます。バイコーのパワーシステムデザイナー オンラインツールを活用することで、電源設計者はバイコーの実績ある電源コンポーネントを幅広いポートフォリオの中から選択でき、入力源から負荷端まで通して完全な電源システムを設計でき、最適化し、シミュレーションを行なうことができます。この革新的な電源システム設計のアプローチは、マーケットへの迅速な適用と最先端の性能を提供すると共に、一方で一般的な、またはカスタム設計の手法ではよく起こりうる最後のフェーズでの変更や遅延の可能性を最小限にします。

Vicor はVicor Corporationの登録商標です。

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